臨床検査技師に向いている人ってどんな人?


ども、技師長の松崎です。


前回の投稿で臨床検査技師の業務の一部を説明させていただきましたが、臨床検査技師は業務の性質上、向いている性格があると思っています。


これは自論ですが、臨床検査技師に向いている人とはどんな人かを挙げていきます。

①まじめで正直な人→取り扱うのは患者様の体(検体も体の一部)です。一件一件真剣に慎重に扱う事が大切。おふざけは決して許されません。

②勉強が好きで、学習欲がある人→医学や医療システムは日々進化し続けています。それと臨床検査は奥がとても深く、勉強をし続けても学ぶべきものが目の前に現れ続けます。

③繰り返し同じ事をするのが苦でない人→基本的に毎日同じ業務、またローテーションで各検査部門で検査を任されます。何かをクリエイトする職業ではありません。もちろん日々色々な症例を見る事になりますが。

④コミュニケーション力がある人→今医療はチーム医療で動いていますので、同僚はもちろん、他部署との連携が大事です。検査の結果について医師とディスカッションする場面も少なくありません。

⑤協調性がある人→上で述べたコミュニケーションと似ていますが、任された検査だけでなく、他部署を助ける行動をとれる人は重宝されます。

などでしょうか。


しかし、③繰り返し同じ事をするのが苦でない人と挙げましたが、当院はちょっと特殊で同じ事の繰り返しが苦な人も居やすい環境です。むしろ、その方が活躍できる!?

プロジェクトを立ち上げて実行したり、色々な企業へ営業へ行ったり、医師へ検査のレクチャーをしたり、医療法人の経営について分析したり、検査以外の業務が無限にあり、当院では臨床検査技師が何かをクリエイトする場面が多いです。


検査以外の事で活躍する事は、臨床検査技師の価値を大きくする事に直結する事だと僕は思っていますので、業務を拡張し続けていくつもりです。


多分どんな仕事にも共通する事だと思いますが、楽しい事だけでなくしんどい事もいっぱいあります。

次回は臨床検査技師をやっていて、しんどかった事を書こうと思います。


それもまた人生。美空ひばりは良い事言います。


臨床検査技師

松崎


技師長の日常

臨床検査技師の価値を 拡大させようと頑張る 技師長の日常

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